「美ヶ原トレイルラン(レース編最終章)」
こんばんわーGAMIです!!今日で美ヶ原トレイルランのレース編は最終章!!ここまで見てくれた方ありがとうございます!!大した写真が撮れてなくて申し訳ないです。。さぁーギリギリで突破した第1関門A3(26km地点)を後に今から急ぎます!!山本小屋から物見石山(1985m)を少し登り返して一気に第2関門A4(和田宿39km地点)までの下りです!!ここで時間を稼ぐしかありません!!しかしこの物見石山はとても幻想的でひたすら大きい石が積まれていて道もゴロゴロゴツゴツ石だらけ!!足場悪い!!!(泣)けど個人的に今回の美ヶ原で一番好きなポイントはここ物見石山でした(笑)何かしらんけどここは日本っぽくなくて楽しかったなー
物見石山を越えて案内STAFFも「こっから下り基調でーす!!!」という案内があったので「よっしゃー今からかせぎまっせー!!」っていきまいていたらビックリ意外と登り返しありますやん!!(笑)しかも高低表とは裏腹に何回か登り返しがあってびっくり。。いつ下りあるの??って感じで進んでいるとやっとこさ出てきた!!さぁーーここから一気にペース上げます!!ここを下りきればやっとこさ半分地点!!ここはかなり走りやすい下りでした。ここに来てやっとこさテンション上がってきたかなー!!
さぁー1800m台の山から急降下ー!!!途中舗装路部分に入ってきましてまたまた飛ばします!!それと同時に急坂なので足の負担も半端ない(笑)本来時間に余裕があればこんなまだ半分の所で無理しないはずなのに予想外です。。逆に終盤足が持つのかの心配もここらへんで少し出てきました。ですがそんな事ゆってる場合ではありません!!!そんなこんなで第2関門A4(和田宿39km地点)到着ー!!20~30分タイムリカバリー!!ここで楽しみにしていたのが、うどん&そば!!!やっとエイドっぽいの食べられるー!!このそば食べたいがために急いでたのも事実です!!けどゆっくりしてられません。。次の予備関門(入大門集落43km地点)に急ぎます!!ここはかなりの急登っぽいので急がねば!!
さぁーそして急登目指してロードをまたひた走ります!!しかしこのロードが長い。。(泣)道としては楽なんですが時間に追われてる自分にとっては精神的にかなりこたえてきます。。予想がつかない分「大丈夫か??このペースでいけるか??」みたいな。。そして急登に入ったのですがここが今までの道で最高の激坂!!距離は短いはずなんですがやばい。前の人が急に山道で枝を拾いトレッキングポールがわりに使用しだしたので僕も「これやっ!!」って思い自分も枝を広いポール代わりにして鬼登り!!私恥ずかしながら今までトレッキングポールを使用した事もありませんし持ってもいません(笑)何故なら補助する道具に頼りたくないというしょーもないプライドです(笑)すいやせん。。しかし改めて今回「枝」ですが「何て!!楽なんや!!」と感動(笑)お陰でこの登りが休憩できたくらいスムーズに登れました!!いやいや「支える力」恐るべしでしたね。次の上州武尊では装備リストとしてかなり検討したいと思います!!そして予備関門を通過後、次なる第3関門(長門牧場53km地点)に向かいます!!ちなみにこの枝持ったままね。
さぁーそしてここが僕にとっての今大会、美ヶ原トレイルランの最後の景色(林道)となりました。。時間をリカバリーして進んでいたものの、ここの林道に入った時は次の関門まで2時間を切っており、しかもここの林道は10kmあります!!もうすでに歩いては間に合わない距離。しかし途中5km地点までは諦めず進みます!!!しかしここぐらいで急に心にブレーキ。。何故ならここ第3関門(53km)を突破したとしても、次の第4関門(大門峠69km地点)までの約16kmを2時間ではとてもじゃないけどいけません。。めっちゃ走っても恐らく間に合わない。。この事に気づいた瞬間に「心が完全に折れました・・」まぁーほんまロウソクの火が消えた感じです。。その瞬間今まで集中していた身体が急激に重たくなりもう動けないし走れない。。何か初めての体験でしたね。身体自身は膝も太もももお尻も股関節も大丈夫なのに身体全体はもう動かない。。「気持ち」ってほんまに大事なんやなぁーと思いました。はっきりいってロングレースは9割は「気持ち」なんじゃないかなぁーと思います。しかしここにきて前半一緒に行動を共にした外国人ランナーの言葉を思い出します。。僕もその言葉通り53km地点でタイムアウトになってしまう事になるとは。。しかしこれも自業自得で初めからしっかり細かくタイム計算をしていればもっと速くに深刻な事態に気づけたはず。大体これぐらいのペースでいけば大丈夫みたいな安易な感じでいっていたからこういう結果を招いたのでこれはとてもとても大きな反省です。。そして最高に悔いが残る今大会でしたが、逆に最高に大きな事に気づかしてくれた事には間違いないです!!この関門突破出来なかった経験は逆に今はとてもプラスにとらえているのでとても価値のあるレースでした!!ここの林道は間違いなく忘れない景色になったしここで悔しくて号泣もしました!!天然の鹿がこの道を横切りました!後半お世話になった杖2本にもありがとう!っていいながら山に帰した!そして長門牧場に到着してみなさんにナイスランです!!ってゆわれてさみしくなったしありがたかった!何故か安堵した自分もいた。そしてまたここに帰ってこようと強く思った収容バスでの帰り道、ゴールゲートをまともに見れなかった自分、奥様と父親にとても感謝出来た瞬間、STAFFの顔を思い浮かべて「申し訳ない。。」って思って悔しくなった自分、勝手にまた涙が出た帰りの車、異常に美味かったレース後のかつ鍋定食、結局はおもしろかった!!またレースに出たい!!って強く想った!!1日でも早く!そう思えた素敵な長野「美ヶ原トレイルラン」でした!!運営して頂いた方々、エイドの方々、途中コース上で応援してくれた長和町の皆様、レースで出逢ったトレイルランナーの皆様、家族、親友、STAFF全ての人々に感謝です!!本当にありがとうございました!!そして最後まで読んでくださった方々にも最高に感謝です!!!ありがとうございます!!!
※あっ!?ちなみに最後まで読んでくれた方に朗報!!近い間に夏のSKY恒例やっちゃいますのでお楽しみに。。。
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